支援事例:カフェ&ダイニング シーズニングテーブル

《売上拡大》メニュー再編と情報発信力強化で売上1.4倍

カフェ&ダイニング シーズニングテーブル        

代表:佐伯 哲也(さえき てつや)様
拠点:千葉県八街市ろ183-7クレインヒル101
業種:飲食業

2017年に榎戸駅前で開業した海辺のイメージしたカフェレストラン。ランチタイムはパスタ、カフェタイムはラテアートやタピオカドリンク、ディナータイムは各種アラカルトやアルコールが好評を博している。

 

【相談内容・きっかけ】

2017年12月にオープン以来、売上は徐々に上がってきていたが、さらなる売上拡大に向けての取り組みが必要であると考えていた。八街商工会議所の経営指導員からアドバイスを受けていたが、より専門的なアドバイスを受けることができるということで相談を受けるようになった。

【支援担当者】

千葉県よろず支援拠点 コーディネーター 中小企業診断士
中島 文平(なかじま ぶんぺい)

課題の整理と分析

お客様からの要望を受け、メニュー数を増やしてきていた。代表は様々なジャンルの調理技術があるので、要望に応えることができていたが、メニューが多くなり、非効率的な経営になっていた。
また、お客様に店舗や料理を魅力的に伝えることが課題となっていた。

解決策の提案と実施

【コーディネーターが提案したこと】

店舗の強みを活かしたメニューの厳選と料理を魅力的に伝えるための店内・店外およびホームページ・SNSでの情報発信の方法について提案した。

○アドバイス内容

店舗の強みやメニュー構成のバランスを考慮したうえで、メニューを厳選することと、厳選したメニューを魅力的に伝えるためのメニューブックの改善、店頭看板、ホームページおよびSNSでの情報発信についてアドバイスした。また、店舗オペレーションや事務作業などの生産性向上の取り組みについても提案した。

提案を受けて相談者が実行したこと

○相談者の行動
ランチメニューのリニューアル、メニューブックのレイアウト変更、ホームページのコンテンツ拡充、インスタグラムの投稿頻度アップ、お客さまの動線を意識した看板や表示物の設置を行った。

○他の機関との連携
八街商工会議所にて伴走支援を受けながら、地域を盛り上げていくための取り組みにも積極的に参加している。

支援の成果

ホームページ、インスタグラムのアクセス数アップ、店舗の視認性向上により、来店客数が増加した。
売上高は、前年比140%以上で推移している。売上アップに取り組みに加えて、生産性向上策にも取り組んでおり、売上高だけでなく、利益率も向上し始めている。

ご相談者様の声

見やすさや選びやすさを意識したメニュー表、表示物などのご提案を通して今まで自分に足りなかった視点を持つことができるようになりました。
またweb発信力を強化したことで、今まで以上にお客さまとの良い関係性の構築ができていると感じています。
今後は自社アプリの活用なども通じて、より一層のファンづくりを行なっていきたいです!これからもよろしくお願いします!

支援のポイント

佐伯代表は、常連のお客様だけでなく、地域の子供たちとも積極的にコミュニケーションを取り、地元に根差した飲食店経営ができています。
こちらの提案に対してすぐに行動に移す行動力があるので、これからも効果的な情報発信を継続して行っていくことで、新規顧客が獲得でき、さらなる売上拡大が期待できます。